わたしとわたし ぼくとぼく

 

MESSAGE

「自分とは違う人」も大切に出来る世界を

「人と違う自分はおかしいのでは?」誰でも一度は悩み苦しみます。

体が違う、声が違う、考え方が違う、感じ方が違う、肌の色が違う、好きなものが違う。

人と違う自分がいじめられたり仲間はずれになる事が恐くて、自分じゃない人のふりをしたりもします。

でも本当は誰でも唯一無二であり、自分と人との違いを楽しむ事も出来るはずなのです。

我々には「自分とは違う人」も大切に出来る世界をつくる力がある、そう信じてこのお芝居をお届けいたします。

劇団うりんこ

このお芝居では、昨今話題のLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのそれぞれの頭文字をとった、セクシャルマイノリティ)を題材としてあつかっています。お芝居のなかで描いたのは、用語の説明ではなく、人と人の関わり方、一人一人違う生き方をどう認め合っていくか、というようことです。劇中では、そういった人たちをからかったり貶めるような言葉は使わないように努めました。たとえば「差別や偏見をなくす」というメッセージを伝えたいなら、それを紙に書いて渡せばいいと思うのです。演劇だからできること、それは言葉にならないものを伝え届けるということだと信じています。誰にとっても無縁ではない、いじめや孤立の問題をいつもとは違った切り口から描いてみた作品です。どうぞ最後までごゆっくりご覧ください。

作・演出 関根信一

前売り券

◆小学4年生~18歳まで2,000円

◆19歳~2,500円